Cobweb of にーしか

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steamの良心的なBundle価格に思うこと

コーエーテクモのDead or Alive 5(以下DOA5)という商品はとかくOverpricedな印象です。日本のみならず世界中を賑わせてくれていますが、それについては触れません。ここで取り上げるのはその販売方法の在り方についてです。

VRと一緒にPlayStation 4を購入した私――DOA5 Ultimate 製品版(PS3 ダウンロード販売 当時5,400円)を購入済みだったので、PS4での引き継ぎ処理とやらを先日行いました。
※なお、DOA5 Ultimate(PS3)からDOA5LR(PS3)へは既に更新済みです。

晴れてゲームタイトルはDOA5LR基本無料版(PS4)となったのですが、以下の3つ:

・キャラクター使用権(25キャラクター)
・STORYモード
・BGM PLUS(DOA2とDOA3)

が引き継がれないのです。

引き継ぎ処理自体はかなり以前に告知されてますので、「俺もそうだった」とか、既に体験済みの方もいるでしょう。

結論から申しますと、引き継ぎ扱いされるのは別売となるダウンロードコンテンツ(以下DLC)を購入していた場合だけです。このDLCに相当する内容は、製品版だとまるまる含まれているわけなのですが、引き継ぎ対象にしてもらえないのでした。

販売元の主張によれば、

 製品の内容になっている一部 DLC

というわけです。

わざわざ製品版を購入した者からすれば、まことに腑に落ちない状況ですよね~ あやねチャン推しのファンとして「オメガは倒したはず?!」……みたいな心境(喩えバナシですよ、あくまで)ですし、消費者目線からも不平等に映ります。

さて、一方、steamでもDOA5LRが無料版/CoreFightersになったばかりです。一昨日からハロウィーンSALEが開始され、DLCも6割引で提供されているものがあります。

例えば、このBundle DOA5LR + Halloween Costume BUNDLEでは、

・30キャラクター使用権
・STORYモード
・BGM PLUS(DOA2とDOA3)

に加えて、ハロウィーン2015コスチュームセットハロウィーン+デビューコスチュームセットが含まれます。しかも、込み込みの割引率は70%と破格。

特筆すべきは、既に所有済みのDLCが含まれている場合、同じ7割引で未購入のDLCが買えるという点です。

どういうことかというと、製品版DOA5LRを購入済みで追加キャラクターを一通り購入済みの私の場合、唯一持っていないのはハロウィーン2015コスチュームセットだけでした。

このハロウィーン2015コスチュームセット、通常価格3,200円でSALE中は1,280円になっています。そして、このBundleを購入することで、なんと384円で買えてしまうのです! こいつはおどろいたなぁ~モー!

こうした販売方法はsteamでは標準化され、DOA5LRに限らず、どのゲームでも適用されています。

さすが、物申す消費者の北米で育ってきた会社は違いますね。
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[ 2016/10/30 07:01 ] 格闘ゲーム | TB(-) | CM(0)

初音ミク VRフューチャーライブ「MOVEモーコンが変えた!」

デモをプレイした時点ではあまりピンと来なかったんですよねぇ。デュアルショック4を下敷きで仰ぐように動かしてどこが面白いのか。ミクさんの2次元プロポーションも“その場で見てる”感を大きく損なっちゃうし。手足のひょろ長い宇宙人グレイのプリンセスか、アリが進化したアフターマン?みたいな。頭が大きいことと目が大きいことに、けっこうな違和感を受けちゃうようです。

解像感の方も他のVRゲームと一緒で高くありませんでした。ミクさんに最接近してようやっとまともなピクセルで“見えてる”感じ。手足と胴体が針金のように細長いので、まともな質量を感じとるには近づかないと駄目です。肌表現のシェーダも昨今のリッチなもの(例えばFuture Tone)ではなくて平板です。

ところが、です。MOVEモーションコントローラーを右手に持って改めて最初からやってみると、あら不思議。没入感が全然違うのでした。

初音ミク VRフューチャーライブ

観客MOBの皆さんが一糸乱れぬ有様でサイリウムを振っておられるところ、新参のボクは…… 左隣に居る、埼玉から来たという観客MOB一号(仮称)さんをお手本に振り方を真似ることに夢中(笑)

冷めた心のどこかに、「これはプレイヤーの為だけにあつらえたお一人様専用ステージで、寂しいキミに幻の一体感を与えるべくでっちあげられた偽りのハコだよ」と主張する頭でっかちがいるのですが……うるせー、そんなもんカンケーねぇ!

ミクさんが「こんにちわ~」って聞いてくれますぞ。ボクのために! こっちの返事が小さいと「もう一度いくよ~」って!! うわー、部屋ン中で一人リアルに声を出してる姿は他人に見せられねぇ~(笑)

「どっちの歌がいいかなぁ~?」
もちろん、恋愛裁判ですヨ、字面的に! ぶんぶんモーコンを振っちゃいますぜ~。にわかなんで歌聞いた事ありませんけれど。

「こっちだね、いくよ~」
うぉおお~。ミクさ~ん!!!

ところで、チュートリアルで教わるようにモーコンのトリガーボタンを引いたまま前(または後)に振ると、自分がいる座席位置を前(または後)に切り替えできます。同じく左(または右)に振ると、左(右)に。この切り替え操作、デュアルショック4を持った場合なら、方向ボタンで済んでました。臨場感と引き替えの一長一短ですね。

[ 2016/10/25 22:28 ] PS VR | TB(-) | CM(0)

念願のモーションコントローラを手に入れたゾ

22日未明、ソニーストアで入荷の報せを発見して注文できました。入荷待ち表示だけれども購入ボタンが押せてレジまでいける、という、ホントに張ってないと絶対分からないような状況でした。報せてくれた人には感謝です。

丁度21日夜8時からニコ生「アンチャーテッド倶楽部」で吉田修平プレジデントが出演しており、Moveモーションコントローラの再入荷に対する質問に「SIEJAの方でお知らせします」と答えていました。その深夜にソニーストアで在庫が復活したのは、あながち偶然ではないと思いましたね。

PS4用MOVEモーションコントローラー
[ 2016/10/23 19:31 ] PS VR | TB(-) | CM(0)

PlayStation VRを遊ぶための準備(ウチの場合)

前髪が長すぎる場合、カットしておきます(1度だけ)
  ↓
椅子を用意します
  ↓
お尻が寒くなるのでクッションなどを置きます
  ↓
PlayStationカメラの位置を調整します
  ↓
ディスプレイのスピーカーをミュート
  ↓
VRヘッドセットのレンズに付着した油脂をトレシーで拭き取ります
  ↓
PS4の電源を入れ、ヘッドセットを被ります
  ↓
ヘッドフォンを付けます
  ↓
部屋を暗くします(LEDの認識精度を上げるため)
  ↓
遊びます

……遊ぶ前の儀式が多すぎるので長期化はしない可能性が高いですね。今のところはまだ、ひかりちゃんに家庭教師したり、リドラーを相手にしてますが。
[ 2016/10/20 19:35 ] PS VR | TB(-) | CM(0)

PlayStation Move モーションコントローラが全然売ってないヨ

参考:「PlayStation VR」の初週販売数は5万1000台。
http://www.4gamer.net/games/117/G011794/20161019072/
どうりで買えないわけだ。欲しい人の分まで回らないものな。

SIE日本支部、マジで売る気あんの? 品薄商法? ワケが分からんね。
Move モーションコントローラもおそらく同じ有様。
ではスキットをどうぞ。

北米アマゾン「2本セットの在庫は潤沢だ。いくつでも、いつでも買ってくれたまえ」

弱者日本「2本セット取り扱ってございません。在庫切れにてご迷惑おかけ致します。次回入荷は不明です」
[ 2016/10/20 01:16 ] PS VR | TB(-) | CM(0)

バットマン:アーカム VR

10行で感想:

・ストーリーが完結しない
・短め
・画の密度は濃いがやはり低解像度
・酔うことはない
・デュアルショック4でも遊べるが……MOVE2本で遊んでみたい
・やりこみ要素はある(リドラーチャレンジ)
・全般的に1人称アドベンチャーパズル風(Click&Try式)
・まったり
・アクションなし
・日本語吹き替えなし(字幕のみ)


※以下、ネタバレを含みます。

[ 2016/10/19 01:43 ] PS VR | TB(-) | CM(0)

サマーレッスン「ラブプラスのような一歩がない!」

PlayStation 4とPlayStation VRを購入しました。VRの欠点はひとまずニオイです。ゴム臭がキツイ。

サマーレッスン:宮本ひかり セブンデイズルーム(基本ゲームパック)

噂では聞いていましたが、いろいろと自分の目で確かめることができました。

解像感について:

低めですね。むか~し、CD-ROMという媒体がPCで利用できるようになった頃、こぞってエロ動画のCDが登場したもんですが、せいぜい320*240くらいの解像度しかないものばかりでした。今のリッチな環境からすれば、考えられない低解像度です。

PS VRにおける解像感はまさしく、そうした低解像度の動画を大きく引き延ばして視聴しているような感じでして…… 標準的な1080を感じとることができるのは、PSボタンを押した時に現れるメニューの文字くらいでした。この文字の輪郭を見て、ピント調整が間違っていないことを確認するほどです。それくらい落差が大きいのでした。

サマーレッスンはとりわけ解像度を犠牲にしているフシがあり、間近のひかりちゃんでギリギリ。遠目にみている状態ではジャギジャギ(ないしはボケボケ)です。

先のCD-ROMの例えは極端じゃないの?と思われる方も居るでしょう。それならば――DVDの映像をフルHDディスプレイでアップコンバージョン処理を施さずに見ている、少なくともそんな印象にはなると思います。

喫茶店で正面窓枠の外から景色が見えますが、なにより窓枠がジャギーで酷いことになってます。壁に貼ってあるポスターも遠くのものはおろか近くのものですら、見出しが辛うじて判読できるだけ。内容にいたってはまるで潰れてしまって読めません。大して動きの無いシーンでこの低解像度ということは、かなり低次元に抑えたレンダリングなのでしょう。

ゲーム性について:

ありがちです。家庭教師として、ひかりちゃんのパラメータを上げてやり、その結果からゲーム的なご褒美を貰える、そういうシステムでした。周回前提のつくりで、何周もすれば徐々に結果が良くなります。

プレイヤーは当然ひかりちゃんのバリエーションあふれるリアクションを期待してしまいますが、いやはや、毎度毎度、一言一句同じでした。ものすごく手抜きですね。スマホを覗こうとしては「見ないでよ」と拒否られ、それから対話モードの「何?」が始まります。

「ひかりちゃんのスカートの下を覗き見るにはどうすればいいの?」――むしろ、こういった着想こそ、メタゲーム的に最高の体験になりそうですね。

そこに居る感じ:

最初は強く感じます。けれども、繰り返す度にこの印象に脳が慣れてしまい、あげく同一のセリフと仕草に聞き飽きて、最終的には自我のないゲームキャラなんだ、と実感するようになってきます。現実ではあり得ない『繰り返しの魔空間』に毎回迷い込むことを余儀なくされ…… フツーのギャルゲーの感覚でスキップ多用になるVRって、存在価値あるんですかネ。

ラッキーアイテムをアンロックできた時に登場するシチュエーションが、最終的に唯一の目的となるでしょう。ニコ動などのデモンストレーションで触りだけ見せてくれたイヤホンは、このシチュのひとつですね。

旧態依然のゲーム性が非常にマズい作りだと思わせます。用意されている“仮想キャラとのふれあい”が出し惜しみされているわけですよ。パラメータの達成でアンロックという仕様によって。VR体験として一番期待されている部分を、このように従来型の作りに落とし込むのは頂けないですね。

ラブプラスのような、既存から一歩抜け出た発想で開発されなかったことは残念です。元は技術デモということを考えれば さもありなん ではあるのですが、とはいえキャラの実在感が与えるインパクトは当時大いに話題になったことは吉田修平プレジデントの記事群でもわかる通りで、その成れの果てがお決まりのゲーム文法に収まってしまうとはなんとも皮肉な顛末です。
[ 2016/10/16 06:50 ] PS VR | TB(-) | CM(0)
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