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ランタイムエラーの解決法発見!

『Strings_Localizedの特定のIDを編集すると、ゲームプレイ中の試合開始時にランタイムエラーが出る。調べた例では、ID371のChoose toss result~Choose team role。コイントスの直前にエラー(コイントスが出ない場合は発生しない)』

の件で、改変したデータベースの保存に問題があるのかもしれないと考え、保存時に齟齬が出ないような編集方法、もしくはSQLiteエディタが無いものかと探した。

データベースの編集作業を体験した人のブログなどを見て回り、とうとうベストなSQLiteエディタと方法を発見! Blood Bowlのmain.dbを改変後保存するソフトウェアとしては、TkSQLiteが最適である。編集方法の概略は以下の通り。

 1)TkSQLiteでmain.dbを開く。
 2)テーブル(Strings_Localized、Strings_Formatted)を「テキスト書きだし」する。(主なオプションは、区切り文字:タブ、列名を出力、UTF-8)
 3)書き出したCSVファイルをOpenOffice.org等で開き(あるいは必要な列だけ更にコピペして)、編集。
 4)TkSQLiteで「読み込み」するテーブルの中身をあらかじめ削除。
 5)既存のテーブルを指定して、編集済CSVファイルを読み込み。(1行目を列として扱う、あとは2)と同)

これで万事うまくいった。翻訳作業続行可能。


これが問題のコイントス。この画面を見る前に、ランタイムエラーが出て困っていた。

追記:

フォントを合成して試したところ、またもや問題発生。Blood Bowlでは7種類のFontが利用されていて、それらをゲーム内では16あるものとして扱っている。つまり重複しているのだが、これら全部を和文Fontに置き換えると、不具合が見られるようになった。

実況解説者の音声がキックオフ後に無くなったり、テクスチャーの張られていないオブジェクトがあったり、更には、またもやランタイムエラーが生じて強制終了する。

ゲームが実行時に使用するメモリーのうち、和文Fontが占める割合が大きくなり過ぎて、実況音声やテクスチャ表示に必要な部分を圧迫しているのだろう。試しに、和文Fontを3種類におさえてみると、不具合の起きる頻度が劇的に下がった。和文Fontを1種類にまで絞ると、起動時の待ち時間をオリジナル並まで短縮できた。だが、もちろん、このままでは見栄えが数段劣ってしまう。

そこで、必要な文字だけに絞って和文Fontを合成し直してみた。1Fontあたり4.5MBほどだったファイルサイズが2.5MBほどになる。この和文フォント6種類を使ってみたところ、先ほどの不具合は収まったようだ。

そんなわけで、苦労しつつも日本語化がまた一歩前進。
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[ 2010/12/03 01:33 ] 未分類 | TB(0) | CM(6)
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