Cobweb of にーしか

モデリング、海外ドラマ感想、洋ゲーRPG

レリック(和訳)

MAGE KNIGHT: BOARD GAMEの和訳です。2012~2013年当時のもの。

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[ 2019/06/07 07:08 ] アナログゲーム Mage Knight: Board Game | TB(-) | CM(2)

送料高ッ

Mage Knight Lost Legion Expansion Board Gameの扱いが米アマ(非マーケットプレイス)で始まった。発売から半年以上経過した今でも売れ行きがいいらしく、気が付いたときには在庫が捌けている。今回の入荷は(私が知る限りでは)二度目で、逃さず注文した。

ところが、ほぼ同じ重さ・大きさのFleet Captains Romulan Expansionを購入した年明けよりも、困ったことに送料がお高い。

同一の配送オプションにもかかわらず、年明けには16ドルだったものが、今回は23ドル。サーチャージでもかかっているのだろうか。う~む。
[ 2013/06/23 11:28 ] アナログゲーム Mage Knight: Board Game | TB(-) | CM(0)

The Lost Legion対応カード勝手訳

基本ゲームの和訳カードです。エキスパンションで改正されたルールに基づいています。新カードは含まれていません。なお、基本アクションカード、サイト描写カード、タクティックカードは後日追加の予定です。

今回はカード背景を画像としました。これをカラー印刷した用紙をカードの半分のサイズに切り取り、英語カードの上に重ねた状態でカードスリーブに入れて使います。

ダウンロードはこちらから

サーバースペースが足りなかったので『Star Trek: Fleet Captains エンカウンターカード用シール』のファイルを削除しました。ご入り用の方が居る場合、ご連絡下されば何か考えます。
[ 2013/03/10 07:54 ] アナログゲーム Mage Knight: Board Game | TB(-) | CM(0)

スペースアラート日本語版 到着!

Kickstarterのように、出資者を募って印刷費を賄うという試みで販売計画が進められたスペースアラート日本語版。販売はニューゲームズオーダーさん。私は寄付つきプレオーダーに応募しました。

発送済みで7日着とのご連絡を昨日頂いていましたが、なんと宅配業者が早く持ってきちゃった。さっそく開封の儀。

寄付つきプレオーダーの特典その1。通常版の注文者より早く遊べます。空輸で刷り立てホカホカ。

寄付つきプレオーダーの特典その2。内箱に出資者として名前を入れてもらえます。


寄付つきプレオーダー(と通常のプレオーダー)の特典その3。ミッションカード付き。


一般販売分では、各自がホームページからダウンロードして印刷する形式とのこと。

日本語版のカード:脅威カード。


細長い判型なので、一般的なカードスリーブでは収まらないですね。紙質はつるつるで比較的丈夫そうですが、厚さがやや心許ないかな。MageKnightのものよりはマシですが。

言語依存があるのは、実はカード類と…


…CD-ROM(mp3ファイル)とルールブックだけだったりします。


音声はローカライズの鬼門ではありますね。今ならヴォーカロイドで作るとか、いろいろ知恵を絞れるとはいえ。

このCD-ROMは6カ国語版。日本向けmp3ファイルは女性声バージョンですので、BGGにアップロードされているものよりも聞き取りやすい。他の国々は例のトースター・サイロンみたいな声でした。
[ 2013/03/06 12:27 ] アナログゲーム | TB(-) | CM(0)

It's My World

■Vassalにロミュランあらわる!

Star Trek: Fleet CaptainsのVassalモジュールが更新され、Romulan Empire Expansionが新たに公開されました。これで手軽に、連邦対ロミュラン戦が試せるというものです。

……はて、ミッションカードがデッキとして積まれる先が間違っているような? コマンドデッキの場所に入ってしまうな。

■The Lost Legion 勝手訳

もう少し寝かしたかったのですけれども、次の更新がいつになるか分からないので公開しました。
右側にもある「Mage Knight: Board Game 和訳マニュアル」から飛んだ頁をご覧下さい。
[ 2013/03/02 04:47 ] アナログゲーム Mage Knight: Board Game | TB(-) | CM(0)

The Lost Legion 勝手訳

あと数ページで一応終わるんだけどなぁ。この週末、時間取れそうもないわ。

[ 2013/02/23 23:35 ] アナログゲーム Mage Knight: Board Game | TB(-) | CM(0)

The Lost Legionの改正ルール

エキスパンションルールには基本ルールとの大きな相違点ないしは明確化があります。インフルーエンスとして、あるいは、ムーヴとして供給されるポイントの扱いが、スペシャル・イフェクツと同等のタイミングとなったことです。これにより戦略の幅が拡がりました。

実行中のゲーム・フェイズにそぐわない手札を持っていることによる「手詰まり感」が低減されていると言えるでしょう。

例えば、Diplomacyをプレイすることで、戦闘時では役に立たないはずのインフルーエンス・ポイントをブロックに転用可能となります。別のカードで作ったインフルーエンス・ポイントとも足し合わせる(スタックできる)ところがミソです。従来でもこれは行えたことですが、改正ルールにより、コンバット・アイコンの付かないインフルーエンス・イフェクツも戦闘時に利用可能となったので、ずっと使いやすくなりました。

Agilityはムーヴ・ポイントを一定の比率(1:1、2:1)でアタックかレンジド・アタックのポイントに変換できます(なお、移動パートからの持ち越し能力は訂正され消滅しました)。改正ルールにより、非コンバットなカードによるムーヴ・ポイントともスタックできるので、レンジド・アタックの際には重宝するでしょう。

さらに、一定の制限内で(ターン中のアクション・パートを開始するまで、戦闘を開始するまで、ターンが終了するまで、など)、非アタックと非ブロックのポイントを温存しておける(持ち越せる)ところも改正ルールの目玉です。

したがって、インフルーエンスやムーヴのポイントは、アタックパート中のフェイズからフェイズへと持ち越しできます。レンジド/シージ・アタック・フェイズでムーヴ・ポイントの一部を変換して消費し、残りをブロック・フェイズやアタック・フェイズで変換して消費しても問題ありません。

その場合、条件となるのは、ターン中であらかじめ変換をトリガーするカードを使っていることです。先の例のAgilityを移動パートで使用済なら、戦闘パートへムーヴ・ポイントの持ち越しはできませんが、変換機能は有効となります。

また、変換の用なく、戦闘時にインフルーエンス・ポイントの消費を条件とするユニットカードも追加されました。ムーヴ・ポイント消費でダメージを低減できる新しい敵(新しい能力)も追加されています。

その一方で、カードの使い方がややこしいことになってます。ルールブックには使用頻度の高そうなカードの具体例が23通りも載っているのでした。
[ 2013/02/16 21:00 ] アナログゲーム Mage Knight: Board Game | TB(-) | CM(0)

The Lost Legion ルールブック

Mage Knight The Lost Legionのルールブック(PDF)が公開されました。

WizKids Games公式ホームページのExpansionタブを参照。

さっそく翻訳に入りました。例によって細かい文字で20ページもあります。ざっと見てみると、順当に複雑化(多様化)されている感じ。Volkare将軍という宿敵を置くことで、ダミープレイヤーが強化されたような案配ですね。ルールブックには従来の概念に関するClarificationも詳しく述べられています。

早く米アマで(送料最安の為に)取り扱ってくれないかなぁ。
[ 2013/02/08 00:20 ] アナログゲーム Mage Knight: Board Game | TB(-) | CM(0)

Star Trek: Fleet Captains - Romulan Empire

スタートレック:フリートキャプテン―ロミュラン拡張セットの邦訳ルールブック(私家版)を公開しました。

追加ルールの概要説明(前回の続き):

・アクションに「通信妨害のセンサーアクション」が追加されました。

このアクションにより、対戦相手のミッションカードを強制的にディスカードさせることが可能です。大量VPが狙える都合の悪いCondition付のミッションが完遂されそうになったなら、テーブルに置かれているミッションそのものを無かったことにしてしまえばよいわけです。

・エスピオナージミッション

惑星連邦とクリンゴンも、手持ちのミッションデッキ(標準ゲームでは10枚)が尽きれば、任意にミッションデッキを選択してドローすることが可能です。ゆえに、ロミュランでなくともエスピオナージミッションの恩恵には与れるのでした。

Descent 2nd Edition Quest Vault

ディセント第2版(英語)にシナリオ作成ツールが登場しました。無料。



ディセント第2版は、TRPGのボード戦闘を簡略化した体裁のアナログボードゲームです。そして、このツールはパソコン用。

PDFでパブリッシュできて、バージョン管理もできるという優れもの。もちろん共有されて、I likeボタン付き。

きっと、最初は米のKindle出版のように玉石混淆となるのでしょう。優秀なシナリオが登場するまでは。やがて成熟してくると、ランキング入りするシナリオ以外は陽も当たらない状態になったりするのかもしれません。pixivやらのように。なんとなく想像できてしまうのは、既にこの手のサービスが完全に目新しいものではなくて、いつか来た道だからですかね。…まぁなんにせよ、面白そうな試みであることは間違いありません。
[ 2013/01/15 01:51 ] アナログゲーム | TB(-) | CM(0)

Star Trek: Fleet Captains Romulan Expansion

なんと! 知らないうちにフリートキャプテンズに拡張版が出ていました(昨年11月にリリースされたらしい)。今度は…待望のロミュラン帝国編です! WizKidsの公式ページですら、拡張ボックスの宣伝が皆無(もしかしてヤル気無し?)。これでは気が付けというほうがムリ。




米アマにて在庫アリ→早速注文。Amazon.comによる円建て換算で5,576円でした(内、1,480円が送料)。しかしながら、Global Priority Shippingを駆使しても到着は一週間後(土日祝を挟むため)。追記:土曜日を迎える前に届きました。

BGGにアップされていたわずか2ページのPDFによれば、コンテンツがワクワクものです。

・ロケーションタイルが10枚追加
・ロミュランのコマンドカード100枚
・エンカウンターカード10枚追加
・ミッションにエスピオナージ枠が新設され、そのミッションカードが25枚
・ロミュランスターシップ12隻(Clixフィギュアとカード)
・置き換え用Starship Display Card2枚(U.S.S. ExcelsiorとI.K.S. Kronos Oneにエスピオナージミッションを含有)
・その他、ロミュランに必要なトークン類一定数、ダイス2個、コマンドポストタイル2枚

ロケーションタイルとエンカウンターカードの増加は、バリエーションの幅を拡げてくれるわけなので、これまでのゲームにも新鮮さをもたらしてくれるはず。大歓迎。

新規エスピオナージミッションは、ほぼロミュラン船だけの勝利条件になるから既存陣営にはあまり影響しないと思われます(とはいえ前述の2隻だけは影響アリ)。

連邦対クリンゴン帝国戦では、ゲームバランスに若干の偏りを感じるところなので、対ロミュラン戦でどのような印象となるのか興味津々。

・ルールの方は、3人プレイが可能となりました。
・クルーカードのタイプに破壊工作員が新設。敵船にアサインすることができます。
・緊急遮蔽が可能。ただし、移動ポイント5を消費することで行うため、エンジン出力が5以上の船のみ。

クローキングアクション(船を遮蔽すること)はローリターンなため、行われないことが常と言ってもいいくらいでしたが、この緊急遮蔽ならば使い途がありそうですね。とはいえ、緊急遮蔽ではセンサーエコーは作れないので、遮蔽済でもクローキングアクションはしないといけません。

・最初に敵船を仕留めた側には(1VPの代わりに)2VP、最初にスターベースを建設した側には(同)2VP

今回から、最初の達成者(達成時)だけ得点が倍になります。

ルールブックの画像によると、ロミュラン・クルーには、MIROK(TNG122話「転送事故の謎」に登場。以下同)、RUWON(DS9 63話「DS9破壊工作」)、V'LAS(ENT 83話「狙われた地球大使館」)のカードがあるようです。クリンゴン・クルーもそうでしたが(まだ特徴が大きいだけ多少は記憶に残りやすいかも)、ロミュランともなると、名前だけではほとんど思い出せませんネ。

Mage Knight Board Game: The Lost Legion

速くも売り切れらしく、次期入荷は某によると来年1月9日以降のようです。

私自身、未見なのですが、バランス調整と新ギミックの追加により、旧カードおよびトークンの内容に変更が加えられたそうです。BGG Forumに投稿された引用文によると…

* 2 Artifacts (Banner of Fear, Horn of Wrath)
* 1 Spell card (Wings of Wind/Wings of Night)
* 1 Basic Action card (Cold Toughness)
* 5 Advanced Action cards (Agility, Refreshing Walk, Blood Ritual, In Need, Magic Talent)
* 2 Regular Unit Cards (Utem Guardsmen)
* 3 Elite Unit cards (Altem Guardians)
* 4 white Enemy tokens (Altem Mages, Altem Guardians)

以上がエキスパンションで更新されたもので、旧カードと旧トークンは永久に除去扱い(使用しない)とのこと。

このほか第一刷で問題のあったカードテキストを置き換える目的の修正版カードやトークンも同梱されているそうです(下記)。

* 4 Spell Cards (Demolish/Disintegrate, Whirlwind/Tornado, Energy Flow/Energy Steal, Space Bending/Time Bending)
* 3 site description cards (Monster Den/Spawning Grounds, Keep/Mage Tower, Ruins/City)
* 1 Day Tactic card (Planning)
* 3 white Enemy tokens (Amotep Gunners)

私のような第三刷を持っていないユーザーには嬉しいですね。

あ~久しぶりに遊びてー。
[ 2012/12/16 03:08 ] アナログゲーム Mage Knight: Board Game | TB(-) | CM(0)

あのSPACE ALERTが日本語版に!

SPACE ALERT 日本語版プレオーダー募集

23日12時現在で62個(目標額の約35%)を受注したそうです。ご興味のある方はこの機会に是非。

SPACE ALERTは、PCゲームFTLの元ネタみたいなボードゲームです。スタートレックのようなブリッジコマンダーごっこがしたい方にも受けると思います。
[ 2012/11/23 23:25 ] アナログゲーム | TB(-) | CM(0)

ディセント第2版(日本語版)

アークライトの邦訳版を手に入れました。英雄プレイヤー最大4人対オーバーロードプレイヤー1人のTRPG風ボードゲームです。2人プレイ(1対1)の場合は、英雄プレイヤー側が英雄を2体操作します。基本的にシナリオに則ったセッションを行う方式で、連続シナリオを用いる趣向でキャンペーンとなります。

D&D3.5版などとも共通するお馴染みの要素が使い回されており、何かしら海外産TRPGをプレイしたことのある人なら特に混乱もせず、すんなりと楽しめることでしょう。その代わり、Mage Knight Board Gameのような新味は期待できません。

英雄と能力

英雄は8人用意されており、能力値はプレロールド(固定)です。能力の値を自分でカスタムする自由度はありませんが、1クラスに2系統用意された21枚のクラスカードのおよそ半分の中からビルドを体現することが可能です。クラスは戦士、治療、魔法、探索の4つ、各クラスが2系統で合わせて8系統(8人)となります。同じ系統を選ぶことは禁止されているので、戦士が2人いる場合には、自ずと別系統となります。

例えば、戦士型には「渇いたグリスバン」と「シンドラエル」の二人がおり、「狂戦士」(10枚)か「騎士」(11枚)のクラスカードのどちらかを開始時に選びます。武装は、狂戦士の場合であれば「欠けたグレートアックス」、騎士の場合であれば「鉄のロングソード」と「木のシールド」となります。どちらも残りの9枚が固有のスキルカードで、これは疲労コストと引き替えに行える特殊アクションです。基本ルールでは、この内の基本スキルカードだけがプレイヤーに渡されるので、狂戦士なら「憤怒」、騎士なら「名誉の誓い」となります。あとの8枚は上級ルールでの経験値を支払うことで獲得します。

英雄の主なパラメータ(特徴と呼ばれる)は移動力、体力、スタミナの3つ。前述のスキルの利用や、移動力の一時的な追加などを行うと疲労トークンが溜まります。その蓄積可能な量を表したものがスタミナです。准体力といった要素ですね。

体力と等しいダメージトークンを蓄積した英雄はノックアウトされ、一時的に行動に制限が課されますが死亡はしません。

四角形のマス目を1マスあたり1移動力をかけて移動できます。縦方向・斜め方向ともに1移動力です。地形によっては、移動コストの修正がかかります。壁が交わった角の出っ張りは、斜め移動を阻害しません。

D&Dでいうところのセービングスローや技能を表現するものは、ディセントでは能力値と呼ばれます。能力値は、腕力、知識、意志力、知覚力の4つ。D&D3.5版のような難易度制ではなく、キャラクター固有の能力値以下を特殊なダイス2個で出せば成功。英雄と副官(オーバーロード側)のみが、能力値を有します。モンスターには備わっていません。

成否判定とダイス

ダイスは6面ですが、出目は素直な1~6ではなく、タイプと色によって異なっています。丁度D&Dで4面体や8面体を使うような案配ですが、乱数の範囲に加えてボーナスを付随させたダイスもあり、全部で6種類のダイスがあります。

盾のアイコンは防御、ハートのアイコンは攻撃の出目を表します。乱数の範囲は1~3に相当しますが、期待値はダイス別に調節されています。×のアイコンが出たら攻撃失敗です(6分の1の確率)。

ボーナスとして波動の目(稲光アイコンの記された出目)があり、これによって特別な効果が許可されます。

弓などの遠距離攻撃では、数字も割り振られた攻撃用ダイスを利用します。射程を表すマス数以上の数字が出れば攻撃成功です。例えば5の出目なら5マス先の標的まで命中させられるわけですが、ダメージは(5の出目に一緒に描かれている)ハート1個となっています。

攻撃の成否は、攻撃側の出目(ハートの個数)から、防御側の出目(盾の個数)を引いた結果で求めます。D&Dをも上回るダイス偏重方式なので、勝敗はほぼ運任せとなることでしょう。乱数の範囲が限定されていることがせめてもの救いですね。英雄固有の特殊能力や必殺技、スキル、アイテムなどを活用してこれらの結果に影響を与えていくデザインコンセプトとなっています。
[ 2012/10/08 01:44 ] アナログゲーム | TB(-) | CM(0)

ヤフオクで売られてる

ヤフオクでのMage Knight: Board Gameの相場は1万円前後。国内の輸入代理店では未だに扱われていないと思うけれども、もし売るとすればお店の和訳付きで12,000円くらいになるのではないかと推測。

ヤフオクでは主に2つの業者が扱っている。gccw1800とkawaba1974。gccw1800は5月末から月2のペースで既に6個売り上げており現時点で7個目を出品中。kawaba1974は今回初かな。いずれの商品説明も、

ルールの日本語訳は、ネット上に公開されています。』キリッ

キタ━━━(゚∀゚)━━━!! これだね。

小野卓也さんの記事全般だとアマゾン・マケプレでの和訳が付かない業者を牽制したいのかな、とも受け取れる。でも、ヤフオクでもこの問題、花盛りだよね? もっとも小野卓也さんのブログにはヤフオクのボードゲーム出展状況が分かるプラグインが付いているから、もしヤフオクの業者へ当てこすりしたいならば主客転倒みたいにしか見えない。しかも、アマゾンの場合にしたって、アマゾンのプラグインもついてるやんけ、おまえんとこ(tgiw.infoブログの上の方)。まぁ本意は、性善説の、ボードゲームを愛好する全ての人に、なんだろうな。

ところで、Mage Knight: Board Gameの和訳を公開しているのは、たぶん私だけだと思う。

>ルールの日本語訳は、ネット上に公開されています。

さぁてどうかなぁ? BGGと違って個人サイトだからねぇ。公開するかどうかは俺サマの指一本で決まるのヨ? ポチっとな。

gccw1800は、グーグル検索すると…

>“「GCCW1800」は株式会社MIKANのオリジナルブランドです。”
>“gccw1800.comへようこそ。 レアなタイトルを中心に既存にないラインアップを近日ご提供する予定です。”

だもんねぇ。そういう会社が個人の勝手訳を当てにするってどうなの? それにBGGのjoeyama氏と同一人物だよねぇ? これはちょっと恥ずかしくない?
[ 2012/08/13 04:20 ] アナログゲーム Mage Knight: Board Game | TB(-) | CM(0)

輸入ゲームの売られ方について買う側から考える

あれは、ただ思い浮かんだことを書いただけですんで、もっと整理して列挙しますと…。

・私は国内輸入代理店の想定する客層からは9割方外れる
・なんだかんだいっても国内輸入代理店の価格は高いと思う
・価格が安い方(国外相場+1500~2000円くらい)と和訳付き(現行の国内相場=国外の約2倍)とを天秤にかけるなら、前者を買う
・和訳付きが欲しい場面は、ルールブックが分厚い場合、ルール習得の時間が惜しい場合、英語以外の言語である場合
・代理店が日本語版を作るゲームは私の趣味とは合わないことが多い
・代理店が言語依存の無いゲームをドヤ顔で日本語版として出したとき、「で?」と思うことがある
・もっと面白いゲームを日本語版にすればいいのに、と思うことがある
・日本語版になったにもかかわらず、価格が輸入モノと比べて劇的に安くならないような売り方なら企画販売しなければいいのに、と思う
・公開和訳が出されないのは代理店が扱うから? 言い得て妙だと思う
・代理店が扱わずに公開和訳があって品は安いが高い送料で個人輸入するのと、逆の場合(代理店が扱って和訳付きで現行の高めの価格設定)ではどっちもどっち
・そうなると、ヤフオクで業者が代理店相場より安く売っていることは非難できない(仕方ない)と思う
・業者が、いわば安い代償として、公開和訳を当てにしているのも仕方ないと思う
・転売業者が悪に思える場面は、品薄を理由に法外な値付けをして、しかも相当数を扱っているとき
・代理店にお金を落としたいと感じるのは、適正と感じる値段で輸入ゲームが買える場合
・代理店が添付する和訳冊子が薄い本(同人誌)並みのコストで実現できないのはおかしいと思う
・翻訳のコストってそんなに高いのか疑問
・訳者の謝礼ってそんなに高いのか疑問
・倉庫代ってそんなに…以下略、もとい、高いとしても、価格に上乗せでああまでなるのか疑問
・結局裏にあるのは商売という大人の事情なので、納得できなければ利用しなくていいと思う
・海外発のボードゲームってずいぶん高価なものだよね、という一般認識は形作られると思う
・円高且つ今がピーク(購買層が最も多い時期)だとしてもあの価格設定なのだから、将来的に安くなることは望めないと思う
・現在のムーブメントが一過性のものであるなら、ゲームブックのように凋落する時は案外すぐに来ると思う

誰かに喧嘩をふっかける気はさらさら無いんですけれど、やっぱりこんな現状だと思いますねぇ。
[ 2012/08/03 04:15 ] アナログゲーム | TB(-) | CM(0)

転売業者とルール和訳者

ルール和訳公開の是非(4)ゼロサムを読んで思ったこと。

海外輸入してでもボードゲームを欲しい人(私のような)は、新品か新古を安く早く買いたいと考える。しかし、大概は割高で購入することになる。送料がどうしてもネックだからだ。単品購入なら米アマが最安だがすぐに在庫が切れ、残ったマーケットプレイス扱いの送料は高い。

国内輸入店もやはり割高で、少なくとも私が欲しかったマイナーなゲームに関しては、自分で個人輸入した金額と同じくらいか、あるいは国内送料を足せば高くなるくらいであった。利点は早いことと和訳付きであることだけ。その添付和訳に関して言うなら、個人が家庭用インクジェットプリンターで出力したものと同じであった。その上、ページ数を減らそうとA4を二つ折りでフォントサイズ小である。よくても、シールなど水溶性インクでは困る場合の、モノクロレーザープリンター出力がせいぜいである。独自にオフセット刷りであったり、カラーレーザープリンターで出力したなどという代物は(私がこの趣味に傾倒して日が浅いこともあり)見たことがない。

金額の話に戻ると、国内輸入店から直接買うよりも(扱われていれば)国内アマゾンで買う方が安い。ヤフオクでセミプロな業者が売る場合の落札金額は(タイトルによりけりだろうから一概には言いにくいが)高い方で国内輸入店と同程度の価格帯か、さもなければより安い。よほどの激レア商品でもなければ法外な値付けにはならないのではないか。むしろ国内輸入店のそれが、落札価格より高めの値段設定だったことに気が付かされる。

私が個人として和訳を公開する時、BGGで既訳があるかどうかは一応見る。有名な方が既訳されていたら個人公開などしない。既訳公開をされていないゲームで、有名な方が「訳は作った」的なツイートをグーグルで見た場合、日本市場でそのうちルートが出来ると考慮されているかもしれないと考えて動向を見守る。それでも既訳公開されないようなら個人公開を考える。

ヤフオクを利用した転売者が無償提供の公開和訳を使うことは、(私を含め)個人公開されている方にとっては複雑な心境だと思う。公開和訳の使われ方にもいろいろあるが、出品の説明で「印刷物を同梱します」と謳われたなら、怒り心頭かもしれない。リンクを明示せず、「ネットで公開されています」と書かれる程度なら、まぁ仕方ないか程度に思う。マナーは配慮されているわけだから。

私が推すタイトルが捨て値で放出されたり、再三転売の憂き目にあう(つまり買った人の趣味には合わなかったので転売される)ことの方が、よほど問題だゾ。

個人和訳を利用するユーザーはそれなりにリスクは覚悟していることだろう。金銭の損得勘定ではなくて、その訳が果たして正しいだろうかというリスクを。個人の和訳なんてものは免許制でも無いし、品質保証されているわけでもない。自分で翻訳した方がマシだったなんてことすら起きるかもしれない。

お店翻訳は個人和訳よりも位が高いものと捉えられるけれども、固有名詞やゲーム用語の和名が気に入らないということはザラにある。お店翻訳で対訳表が付くことは少ないので、なんでもかでも和名になれば良いというわけでもない。とりわけお店翻訳ではPDFのようなデジタルデータは提供されないので、使い勝手が悪いということはよくある。

まぁいろいろむずかしい。興味が湧いたゲームを安く早く買いたい、その希望が大多数にとって良く叶えられるのなら、大概のことには目をつぶってもいいんじゃないか。
[ 2012/07/31 20:45 ] アナログゲーム | TB(-) | CM(0)

PC版Ticket to Ride

iPad版でリリースされていたTicket to Rideが、とうとうsteamに登場! ボードゲームなら$35のところを、PC版なら$9.99でお買い得。得点集計もしてくれる上に、オンライン対戦が出来て、AIを相手に2~5人プレイも可能とくれば、買わない手はない。今ならEurope DLCまで付いてくる。

かく言う私もいちどプレイしてみたいと思っていた。アマゾンJPで買ったとしても、アナログの日本語版なら5千円ほどするから、すぐに飽きることの分かっているゲームにそこまで出せない(私はヘビー級のボードゲームを遊び倒す性分なので)。

さて、Europe DLCからプレイしてみた。ルールをよく読まずに試せるところもPC版ならでは。トンネル、灰色の路線、駅舎、フェリー、終了条件、等はルールを読まないままではきちんと理解できなかった。

AI相手の4人プレイヤーまで順に試して、すぐにも1位を取れるようになった。AIはさほど攻撃的ではないようで、カツカツしたプレイにならない。やはり人間相手にオンライン対戦してみないことには、本当の楽しさは伝わってこないのかも。


Ticket to RideのEurope DLC。トンネル、駅舎、フェリーといった拡張ルールが追加されている。


1位で勝利した時の路線。緑色が自分。チケットの路線、それも重複する代物をなるたけ多く完成させると高得点になる。


得点集計は勝手にやってくれて、手間いらず。とはいえ、駅舎を使って他人の接続を流用すると、チケットが完成したカットがインサートされず、プレイ中に上手くできたのかどうかハッキリしない(得点集計時に成功したことが分かる)。
[ 2012/05/27 07:00 ] アナログゲーム | TB(-) | CM(0)

オレはにわかの山男 - K2

ソロプレイで夏山(やさしい面)に挑戦。ベースキャンプから順調に登攀開始。序盤はペースをゆっくりにして、体が順応できるように1歩ずつ移動する。

目立つ天候の変化もなく、6000mを順調に踏破。7000mから徐々にきつくなってくるため、各自キャンプを設営。そこに居るだけで衰弱していく状態をなんとか乗り切る。

ノッペリ隊員が7000mのキャンプから出るに出られなくなった(割り当てる分の移動カードがないため)。凸太隊長が単独で頂上を目指す。8000mへの移動はなかなかに厳しい。

あと3歩で頂上というところで、なんと天候が激変。だ。あらかじめ予報を知っていたとはいえ、まさか体力を温存する手段がなくなるとは思わなかった。

凸太隊長は急いでノッペリ隊員のキャンプへ向かうべく下山を試みたものの、二人とも雪の悪魔に順応することができずにキャンプで凍死してしまった…。

最後の悪天候さえなければ12VP獲得でハイカーレベルだった。

ゲームとしては難しくもなく、手軽に山男の悲壮な(?)体験をすることができる。1スペースに関する入場制限があることから(例えば、4人プレイの7000mは1マスに定員2名)、多人数でワイワイやるほど楽しいだろう。

ソロプレイのゲームとしてどうかといえば、単調であまり面白い方ではない。天候とリスクトークンによるペナルティを考慮して手札を切るマネージメントになる。

手札6枚から一度に3枚ずつ使うので、少なくとも次ターンまでを含めて手立てを組み立てることが出来る。プレイヤーのデッキは18枚であることから、全18ラウンドを終えるまでに3巡する。順応カードは18枚中、0,1,1,2,3の5枚しかなく、天候によるリスクで低下する分への対応はなかなかにシビアであることがわかる。上手く切り抜けたければ、順応カードだけはカウンティングした方がよさそうだ。


凸太隊長、8000mを極める。…が、登頂できず。ノッペリ隊員は7000mのキャンプにいる。


悪魔の雪。6000m~8000m超まで雪という最悪の天候。順応度は2低下。


その時の隊員の順応度はわずか2。ゼロで死亡。


その時の手札。青い円に囲まれた数字が順応度を上げるカードだが、ここには残っていない(緑の円は移動カード。左と右に分かたれているものはロープの上り/下り)。
[ 2012/05/26 00:53 ] アナログゲーム | TB(-) | CM(0)

ゲームマーケット2012春

ゲームマーケット2012春に行って参りました。場所は外国人観光客で賑わう浅草、仲見世から1本外れた都立産業貿易センター台東館。



ビルの谷間からはスカイツリーがそびえています。


開場前の10時間際で、6階の待機スペースが埋まるほどの列。10分くらいで列が誘導されて4階(一般ブース)と5階(大型ブース)へ入場できました。

一般ディーラー卓でも既に列が出来ているところもあって、さながらコミケを連想させます(ゲームマーケットには18禁ゲームはありません。念のため)。

試遊スペースも用意されており、各ディーラーがお勧めするゲームを遊ぶことが出来ます。

館内は窓が小さく、冷房の利きも今ひとつ。そんなわけで暑い。もっとも、コミケの売り子で慣れている歴戦の強者にすればなんということはありませんな(強がり)。

主催のアークライトのブースでもある「R&Rステーション」卓が、価格面では目玉でしたね。私などはAmazonの値引き後価格をあらかじめ控えておきましたので、その場で見比べましたが、Amazonより更に600円前後は安くなっている特別価格でした。

ホビージャパン卓では500円でランク違いのゲームが当たるクジ引きをやっていました。例えばクジの結果がC賞なら、Cの棚に並んだゲームタイトルから1箱選べます。けっこうな行列が出来ていました。

個人輸入すると高価になってしまうような輸入ゲームの出物が無いか探し回りましたが、私の趣味に合うものはほぼ無し。一般ブース中、十数のディーラーが、輸入ゲームの中古やら新古品やらを取り扱っていました。

絶版の出物を扱っているところでは、『メイドRPG』3部作をお勧めされましたが…。もうメイドさんはお腹いっぱい。

日曜日の浅草という土地柄もあってか、お子さん連れも目立つ家族的な雰囲気でした。

それでは、戦利品の紹介。

[ 2012/05/14 02:13 ] アナログゲーム | TB(-) | CM(2)
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